2006年11月23日

電験3種でやりがいを感じる職業を

11月19日(日)、勤務先ビルの受変電設備年次点検が行われました。

これは、建物全館を停電させて電気設備の点検を行うものです。

そのため、停電作業とか休館日作業とも言われます。

法律で定められた業務ですから、今年は忙しいから省略しよう、というようなわけにはいきません。


設備規模によってはその費用も莫大です。

今回投入された人員は総勢114名でしたから、それだけでも多くの費用がかかることは明らかですよね。

したがって、ビルを管理する立場からは、年間行事の中で最大のイベントであると言えます。


管理人にとっては、当ビルの電気主任技術者に兼任指名されて最初の年次点検でした。

加えて、委託業者の作業員が今回から8割以上変わったのです。

つまり、初めてのメンバーが多い中で取り組む仕事だったので、8月から準備を始めました。

実施計画書作成までのプロセスは、概ね次のような事項です。

1.社内関係部署との方針確認、点検実施日の決定
2.委託業者への設備内容資料と点検仕様の提示、現場調査
3.見積りチェック、決裁、発注
4.テナント、取引先、電力会社等への告知
5.客先都合の打合せ
6.仮設電源供給箇所の確認
7.専用部内設備点検の入室時間設定、申請
8.委託業者の作業員リスト受領
9.安全対策、緊急時連絡体制の確認


もちろん、相手先の都合により一度で決まらないことや、後日変更となる場合も出てきます。

都度訂正を行い、やっとのことで、36ページの受変電設備年次点検計画書を作成しました。


当日を迎え、大勢の作業関係者が早朝より集結しました。

管理人の進行で8:00に始まった全体ミーティングが終わり、グループ毎に作業内容の確認をして配置につきました。

全館放送に従って、各担当が一斉にそれぞれの作業を開始しました。

外は小雨まじりでしたが、点検作業はタイムスケジュールに従ってほぼ順調にすすみました。

途中、付帯部品のケーシングに小さな割れを発見したくらいで、トラブルもなく、予定の7分前に復電操作を終了することができました。

事情により地下1Fの送電復旧が遅れましたが、無事に作業は完了しホッと胸を撫で下ろしました。

これはやはり、8名のビルスタッフが一糸乱れず、初めての作業者達を積極的にリードしてくれた結果です。


翌朝、早出して待機した私達に、テナントからの苦情は1件も入りませんでした。

この達成感は結構大きく、何日もかけて作成し計画書と、今回の進捗状況結果記録は来年のため大事に保管しました。

また、ビルスタッフ全員に、反省点や改善提案も依頼してあります。



電験資格を取得して電気主任技術者に選任されますと、電気工作物の工事・維持・運用に関する保安の監督を行うことになります。

年齢は関係ありません。

老いも若きも興味ある方は、電気主任技術者を目指してください。

ながーい人生、きっと役にたちますよ。

ネットで公開されている電験の合格体験記をいくつかご紹介します。


http://www.eside.biz/career/experience/05denken.htm

http://www.eside.biz/career/05denken.htm

http://www.e-denken.jp/voice.html

http://homepage3.nifty.com/gokidoki1/sakusaku/3_1.htm

http://large-income.main.jp/den3.html

http://www.denken3.com/koe/koe.html










資格・スキルアップの banner_04.gif です。
応援をよろしくお願いします。

posted by 多聞 at 14:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | 電験・工事士
この記事へのコメント
長い時間をかけてコツコツと確実に計画書を作成したようですね。そのかいあってスムーズに点検が終了し翌日のテナントからのクレームもなかったと思います。「努力は嘘をつかない。」ですね。
管理スタッフはそんな管理人の普段の姿をみているからこそ真剣に取り組んだのではないかと察します。
私も電験資格取得を目指して頑張ります。
Posted by 54歳のSです。 at 2006年11月26日 11:54
多聞さん、お久しぶりです。
記事を読んで電気主任技術者のご苦労を少しはわかったような気がします。普段なにげなく使っている『電気』もいざ使用できなくなってしまうと、不便この上ないことです。それゆえに、停電作業する場合の事前打ち合わせなどが重要になるのでしょうね。

防災マンも電気室内で感知器の取り替えが必要となった場合は、年1回の停電作業の時に実施しています。しかし、停電作直後なら1年待つことになるので「年に数回やってくれたら助かるのに...」なんて思っていましたが、そうもいかないというのがよくわかりました。(反省)
Posted by 消防設備士試験合格率100%!−防災マン at 2006年11月27日 22:25
Sさん、ありがとうございます。

先日、受験された冷凍2種も合格の見込みということで、1月の発表が楽しみですね。

電験資格も、Sさんの頭のキレから判断すれば時間の問題です。
近いうちに主要なビル管関連資格はすべて征服ですね。
Posted by 多聞 at 2006年11月28日 01:41
防災マンさん、ありがとうございます。

小生の苦労というより実施計画書不行き届きのため、ビルスタッフには助けられました。

ひとりでは何もできませんし、年次点検はやはり仲間との信頼関係が鍵になると思いますね。

そういう点で、多聞という人間はたいへん恵まれております。
Posted by 多聞 at 2006年11月28日 02:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/28109077