2005年09月11日

防災センター要員講習

いつの時代でも、どこに居ても、災害はある日突然やってきます。
その災害も、地震大雨洪水強風大雪火災などいろいろあります。

もし、大勢の人々が出入りするビルなどで災害が発生すれば、場合によっては大混乱に襲われることもあります。

つい先日も地震のために、多くのエレベーターで閉じ込め事故が発生し、中には救出までに3時間以上かかった例があったそうですね。

しかし何と言っても、最もパニックとなる可能性が高いのは、やはり火災でしょう。

近年建築物は高層化が進み、首都圏では大規模な建物が年々増加しています。

そのような建築物は、建物内に防災センターが設置されています。

この防災センターには、火災報知設備やガス漏れの受信盤、消防設備やエレベータの運転監視盤、非常放送設備等が設置されております。

特に最近では高度にデジタル化されたビル管理システムにより、災害発生の情報は瞬時に集約して発報表示され、あらゆる防災設備を総合的に監視、制御することができます。

また、非常時には連動制御が必要なため、電力、照明、空調、衛生などの各設備も併せて集中管理されています。


しかしながら、万一、火災が発生した場合には、大規模ゆえに初期消火や避難誘導が円滑にできるかどうかが懸念される点です。

そこで、防災センターの業務に従事する管理要員の役割が極めて重要なわけです。


こうした背景から、消防法施行規則により、一定規模以上の建築物の防災センターで防災設備等の監視、操作に従事する人は、決められた講習を受講しなければなりません。

これが防災センター要員講習です。


この講習を受講して、防災センター各機器の役割を理解し、正しい操作方法や対応動作を修得するわけです。


この講習は2日間行われ、その費用はテキスト代込みで35,100円(H26.4.1改定)です。

1日目は座学で、
・防災センター要員の役割と責務
・建築物等の防災計画
・総合操作盤及び同関連設備の取扱要領
・自衛消防活動要領

などの講義があり、最後に1O問の簡単なテストが行われます。

そして帰り際に、「明日は実技を行うので動き易い服装で」との案内があります。


2日目は、各防災機器のシステムや操作方法などを学び、そのクライマックスは臨場感あふれる模擬火災訓練です。

知らない者同士で急きょ結成された数名づつのチームで、防災センターや消火班の役割が決められスタートします。

バーチャル映像を駆使した火災発生の想定と、鳴り響く警報音により、見事につくられたパニックの雰囲気の中で基本動作を行います。

担当官に見守られ、ほとんどの受講生達はなかなかうまくはできませんでしたが、元気よく行動させることがひとつの目的なのでしょうか。

このような環境下に置かれたのは初めてだったので、私には貴重な体験でした。

講習の内容や手法はどんどん変化していくでしょうが、自分のときはこのような感じの講習でした。

最後に反省会と講義の後で、修了証の交付となります。


ときには再指導をされる人がいるようですよ。

乗りが悪かったのでしょうね、きっと。






資格・スキルアップの banner_04.gif です。
応援をよろしくお願いします。

posted by 多聞 at 16:02 | Comment(7) | TrackBack(0) | 消防関係
この記事へのコメント
これから受講しようと思うのですが働いていないのですが,個人で申し込みは出来るのですか?
Posted by 倉田 at 2010年03月13日 15:50
倉田様へ

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
ご質問の件ですが、講習案内書に受講対象者は
「・・・規定する防災センターにおいて監視、操作等の業務に従事する者」と書かれています。
そして、受講申請書には勤務先の建物名称や就業年月を記入する欄があります。
したがって、そのような仕事に従事されてからということですね。
しかも、受講料は2日間で35,000円と安くはありません。
勤務先が必要な資格であれば、その会社に負担してもらえるのではないでしょうか。
申請書類や案内書はお近くの消防署で配布していますので、ご確認なさってください。
Posted by 多聞 at 2010年03月13日 16:11
現在では、講習内容も予備知識としてテロ関係(NBC等)も含まれていますし、東日本大震災や今後も起こりうる震災も内容に含まれていますが、あくまでも予備知識なので・・・。ただ、一問だけですが、インジデントの問題がありましたが、講師が常にテストで出題される箇所を教えてくれますので安心です。テスト前に復習する時間は僅かなので、気を抜かない事が重要です。講義をちゃんと聴いていれば、先ず落第、再受講は有り得ません。当方は、夜勤明けで眠い目を擦りながら、意識が飛んだ時もちょこちょこ有りましたからw さぁ次は、自衛消防技術試験です。
Posted by at 2012年09月25日 02:17
9/25にコメントをいただいた方へ

新たな情報ありがとうございます。
あらためて、防災センター要員講習の最新の受講体験をご投稿いただけないでしょうか?
多くの皆さんが待っていると思います。
左の「合格体験募集中!」から、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 多聞 at 2012年09月25日 22:52
申し込み方法・受講資格について
受講するにあたり、何か受講資格は必要か?

受講資格はございません。職業問わず、どなたでも受講できます。

受講料金(平成26年4月1日改定)
http://www.hosyu-kyokai.or.jp/bosaijieilectureapplication.html
2日間の講習で35,100円となります。

(消費税の取扱いについては、 30,000円(非課税)、 5,100円(消費税込み))
※ 既納の受講料金については、理由の如何を問わず返金致しません。
Posted by ラック at 2014年09月28日 21:41
(消費税の取扱いについては、 30,000円(非課税)、 5,100円(消費税込み))


これの意味がわかりません。消費税は8%なので、
30,000*1.08= 32,400円じゃないんですか?
Posted by 受験予定 at 2015年04月05日 18:12
受験予定さん


分かりにくいですが、こちらで確認して下さい。

http://www.hosyu-kyokai.or.jp/bosaijieilectureapplication.html

Posted by 通りすがり at 2015年04月05日 19:01
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