2007年12月06日

女性の防災センター要員

半年ほど前に、自衛消防技術試験を一発で合格した若い女性が、先日防災センター要員講習の修了証を得てきました。

管理人と同じ職場の防災センターに勤める20代のMさんです。

この講習は、自衛消防技術試験およびAEDを含む救命講習とともに、会社が積極的に推奨(半ば強制)している資格です。

これら3本をセットで取得すると、毎月の給与に資格手当が付与されます。

つまり、防災センターに勤務するには欠かすことができない資格、と位置づけられているわけですね。


実際に、ビル火災に遭遇した経験がある管理要員には会ったことがありません。

あたりまえですが、まずはあり得ないことです。

しかし、われわれはその経験のない万一の事態にいつも備えていなければなりません。

したがって、防災センター要員講習で得られる知識とバーチャル体験は非常に価値があります。


そして、Mさんが受講体験を提供してくれました。

ここにご紹介します。



<防災センター要員講習>

平成19年10月、この講習を東京消防庁消防技術試験講習場で受講してきました。

その印象や感想などをまとめてみました。


一日目(座学)

・防災センター要員の役割、意義

・火災予防条例等

・設備の取扱い

・自衛消防活動要領


配布されるテキストはなかなか厚みがありますが、主にこれらを中心に
講師が話を進めていきます。


効果測定の目安

一日目の最後には効果測定として○×形式の問題が10問出題されます。

6問正解で合格です。


講師が大事だと説明する部分が主に出題されるので、寝ていない限りは落とされません。

別の日に受けた同僚に問題の内容を聞いたところ、内容は少し変えていたようです。


座学はこの時約170名で受けましたが、自衛消防を取得している方は5分の1以下程度でちょっと意外でした。

取得難易度から、防災センター要員→自衛消防技術試験の順に取っていく方が多いのかなと感じました。


先に自衛消防技術試験を受けている方にとっては、部分的に復習をしているような内容でかなり楽に感じると思います。



二日目(実技)

・機器取扱操作要領

・防災センター実技

・事例研究


座学の時とは異なり、18名×3班に別れて上記3項目を行いました。

この3項目を行う順番は、班によって異なります。


機器取扱操作要領の内容

1人1台のパソコンで消防設備の取扱いを音声付テキストで読み進め、要所々々での10の設問に回答していきます。

自分のペースで進められるので、早く終わらせることも可能です。

でも、設問の解答が効果測定になっているので、適当に読み流しすることは避けたい方がいいと思います。


防災センター実技で大切なこと

実技は18名をさらに6名×3班に別れて行います。

担当の講師が一連の流れを教えてはくれますが、自分でしっかり理解して動けるに越したことはありません。

具体的には、例えば避難放送を担当することになったら、どの階に放送を流すのかを把握していないと焦ってしまうでしょう。

一番大切なのは、分らなくてもダラダラせずにきちんと動く事です。

いわゆる模擬火災訓練ですが、受講生の動きを実はカメラで録画しているんです。

防災センターも火災現場もモニターに映し出されます。

それが事例研究の教材となるわけです。

もちろん、自分が教材になるとは限りませんが、しっかり動いていた方が恥ずかしい思いはしなくてすむと思いますね。

周りの受講者は知らない人達ばかりですが。


取得してもらうための講習

この講習を受けるということは、仕事でこの資格や理解が必要だという方が殆どです。

事例研究の時には、皆自分の勤務するビルの事を聞かれていました。

この講習は、ビルを管理する者として受けておいて欲しいものなので、あまり落とすということはしないと思います。

その分、受ける側にはしっかり受講する心構えが必要だと思います。



そして、最後に修了証の交付を受けて終了です。


長々書きましたが、要はしっかり受ければよいということでした。

長文を読んで下さった方、多聞さん、どうもありがとうございました。







資格・スキルアップの banner_04.gif です。
応援をよろしくお願いします。

posted by 多聞 at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消防関係
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/71329891